婚活におけるデートは3回目から先に進めるかが鍵!
さて、今回はまず、勘違いされやすいところからご説明をさせていただきます。
婚活のデートは3回目や4回目が勝負と言われていますが、筆者からするとこれは少し誤解を与える表現に思えます。
というのも、進展が早くて初回や2回目のデートでお付き合いするケースもあれば、3回目どころか10回以上会ってようやく進展するケースもあるのが婚活なんです。
よく勘違いされるのは「3回目や4回目のデートで、お付き合いするかどうかを決めないといけない」という思い込みです。
そうではなく、3回目から先に進みたいと自分が思えるか、またお相手も同じように3回目以降のデートをしたいと思ってくれるかどうかを、これから結婚相手として真剣に向き合っていくかどうかの判断基準にしてください!
つまり、3回目までは気軽に素敵な異性のお友達として会う感覚でいいけど、4回目以降は結婚相手として見れるかどうかを真剣に考えないといけないってことね!
ここを誤解してしまうと「3回目のデートで告白しないといけない」というプレッシャーや「3回目のデートで告白されなかったから脈なしなのかな」という擦れ違いを生んでしまいます。
特に出会って間もないうちは、こういった些細な誤解から男女の関係が破綻してしまうこともあるので注意しましょう。
それでは、ここからはそんな3回目デートまでにお相手に好印象を与えるためのポイントを、初回、2回目と各段階ごとにご紹介します!
初回のデートは、お見合いや初対面の時に弾んだ共通の趣味に誘ってみましょう
これもよく誤解されがちなのですが、初回のデートは一般的に短時間のお食事デートが良いと言われています。
まだ良く知らないお相手と長時間のデートは、正直ストレスにならない?
そう思われるかもしれませんが、2回目、3回目と回数を重ねていくうちに、いつかは半日や1日デートと言った長時間のデートをすることになるのです。
なので短い、長いなど時間にこだわらずに、最初に弾んだ話題でお誘いをするのが一番自然だと、筆者は考えます。
仮に初回から長時間のデートをして駄目だったとしても気づくのが早かったというだけで、2回目だったら、3回目だったら変わっていたかというと、変わる可能性もありますが、確証も無いのではないでしょうか。
また、婚活ではお相手が遠方の方というケースや、休みが合わないというケースもあります。
そんな方とせっかく丸一日予定が合ったのに、一般論に従ってお食事だけでデートを済ますというのは勿体ないです。
最初に弾んだ話題かぁ。確かに気は合うなと思ったんだけど、お互いおとなしいタイプで、今度行きたい場所みたいな話題にはならなかったな…。
そんな時は、無理せずに食事デートでOKです!
好きな食べ物や、気になるお店が一緒だったりすると、なお誘いやすいですね!
デートの雰囲気やお相手の都合次第で、食事デートで次の約束のお誘いをしてその日は解散しても良いですし、お相手も特に予定が無いようでしたらウィンドウショッピングや映画といった自然な流れでもう少し一緒に過ごしても良いのです。
また、初回デートは何をするかよりも、いつ会うかを先に決めるケースも多いです。
時間や休日が合うかどうかによって、デートプランを考えても良いかもしれませんね。
初回デートに限った話ではありませんが、デートのお誘いは自然な流れで提案をしてみましょう!
初回デートでライバルよりも一歩リードするためのポイント
さて、デートプランが決まったら、次はデート当日の心構えですね。
ずばり初回デートは、特別なことは何もしないでOKです。
というのも、初対面〜初デートのハードルって、男女ともにそこまで高くないんです。
勿論、初対面での印象がすごく良かったと思ってもらえているケースもありますが、多くの場合はもう一度会ってみようかな、といった軽い気持ちです。
そして、特別なことをしようと張り切りすぎてしまうと、
あれ?いざもう一度会ってみると、思ってた人と違うなぁ…。
といったことにもなりかねません。
少なくとも、お見合いや初対面での印象が悪くなかったから、初回デートのお誘いに応じてくれているのです。
なので最初と同じように接して、イメージがブレないようにしましょう。
ただ、女性はお見合いや初対面でお茶代をご馳走になっているケースが多いと思います。
その場合は、お礼としてお菓子やコーヒーなどのプチギフトを用意しておくと好印象です!
男性にも言えますが、こういった些細なことに気づいたり、気遣いが出来るとお相手に好印象を残すことが出来ますよ!
また、初回デートで会話が弾んだら、できるだけその場で2回目のデートにお誘いしましょう。
お相手もあなたに好印象を持っているようでしたら、喜んで2回目デートの約束に応じてくれるはずですよ!
初回デートのポイントまとめ
・初回デートは、最初に弾んだ話題も踏まえて自然な流れでお誘いをしましょう!短時間の食事デートは確かに無難ですが、遠方の方や休みがなかなか合わないというケースもあるのでこだわる必要はありません。
・初回デートは多くの場合、そこまで深い意味はありません。最初の印象が悪くないから初回デートに繋がっているので、特別なことはせずに初対面のときと同じように接しましょう!
・但し、些細なことに気づいたり気遣いが出来ると好印象を残せます!女性なら初対面の時にご馳走になったお礼にプチギフトを用意したり、男性なら髪型など女性の変化を褒めてあげたり、日差しが強い日は日傘を差してあげたりなど、紳士・淑女であることを心がけましょう。
・2回目デートの約束は出来るだけその場でしましょう!出来なかった場合は、デート後のお礼メールに次のお誘いを添えてもOKです!
2回目のデートは食事+αの半日デートで、より仲を深めましょう!
さて、2回目のデートの約束が出来たということは、お相手はあなたに好印象を持っているか、好印象までいかなくてもあなたのことをもっと知りたいと思ってくれているはずです。
特に1回目が食事だけのデートだった場合は、2回目のデートで+αのお出かけなどもし、仲を深められるように一歩踏み込んでみましょう!
仲を深めると言っても、具体的には何をすればいいんだろう?
例えば、共通の趣味があることは分かっているけど初回デートは食事だけだった、という場合は2回目で共通の趣味を楽しめるとベストですね!
共通の趣味がない場合は、動物園や水族館、遊園地などのテーマパークにお出かけすることをお勧めします!
特に会話が苦手という人は、こういったテーマパークの力を借りると話題が尽きることなく楽しめますよ!
また、日程が合わないという場合は無理にお出かけデートをする必要はありません。
大事なのは、初回デートから間隔を空けすぎないこと。
お食事だけのデートだとしても理想は1週間以内、せめて2週間以内には2回目のデートをするようにしましょう!
2回目のデートでライバルよりも一歩リードするためのポイント
さて、2回目ともなるとお相手もあなたのことを結婚相手になるかもしれない、と少し意識し始めているかもしれません。
ただ、そうは言ってもまだ数回会っただけのお相手です。
明らかにお互い好意があることが分かっている場合を除いて、ボディタッチをしたり、プライベートなことを突っ込んで聞きすぎるのは避けたほうが良いでしょう。
多くの場合は、2回目デートの段階だと気にはなっているけど、好きかどうかはまだ分からないという段階ってことね。
逆に言えば、これからの接し方次第で好きになってもらえる可能性もあるし、そうならないかもしれないというターニングポイントとも言えます。
お相手の性格やデートの雰囲気にもよりますが、呼び方や言葉遣いを一歩近づけるならこのタイミングかな、と筆者は考えます。
例えば、まだ名字+さん付けで読んでいるなら、下の名前+さん付けに呼び方を変えてみたり、敬語をやめてタメ口に切り替えることを提案してみると、お相手にも仲良くなりたいという意思が伝わるので悪い気はしないはずです。
但し、いきなりあだ名などで馴れ馴れしい呼び方をされたり、タメ口も口調が荒々しかったりブリっ子だったりすると、お相手が引いてしまうかもしれません。
あくまで、まだ2回目のデートですので、初回デートと同様にこれまでのイメージが崩れない範囲で少し関係性に変化を与えてみましょう。
2回目デートのポイントまとめ
・初回デートが食事だけだった場合、2回目は食事+αの半日デートが出来るとベスト!少なくともあなたの印象は悪くないので、より仲を深められるように一歩踏み込んでみましょう!
・日程が合わない場合は、無理にお出かけデートをしなくてもOK!大事なのは間隔を空けすぎないことなので、1週間以内か、せめて2週間以内には2回目のデートをしましょう。
・距離を一歩近づけるために、呼び方を変えてみたりタメ口に切り替えるならこのタイミング!但し、あなたのイメージが変わってしまうような奇抜な呼び方や口調は、お相手が引く可能性があるので避けましょう。
・仲が深まっているとはいえ、まだ2回目のデート。ボディタッチや、プライベートなことを突っ込んで聞くのは、避けておくのが無難です。
3回目のデートは日帰り旅行などで、ゆっくり話をする機会を設けましょう
さて、いよいよ3回目のデートですが、楽しいだけでは駄目ですし、かといって告白やお付き合いにはまだ早い、というケースも案外多いのが3回目デートの難しいところ。
そこで、3回目のデートはドライブや日帰り旅行などで非日常的な空間を楽しみつつ、カフェタイムやディナーの時間などで今後のことをちゃんと話すのをお勧めします。
話し合って今後のことを決めるってことかぁ。なんだか気が重いな…。
そう思われるかもしれませんが、これは婚活ですからね。
恋愛であれば、楽しいデートをして、自然な流れで付き合う…で良いかもしれません。
ですが、結婚となると今後一生を共にするお相手になるかもしれないのですから、話し合いが出来る関係性でないといけません。
まして、3回目デートというタイミングは片方が付き合いたいと思っていても、もう片方はもう少しじっくりと仲を深めていきたいと思っている…というように、気持ちに温度差がありがちです。
いきなり告白をする前に、今の自分の気持を率直に伝えつつ、お相手の意思も確認してあげましょう。
また、あなた自身がまだ悩んでいる場合も同様です。
悩んでいるけど、もう少し時間を掛けて仲良くなりたいという意思を伝えてあげると、お相手にも安心してもらえますよ。
3回目のデートは、あなたにとってもお相手を見極める重要なタイミング
さて、3回目まで来るとライバルより一歩リードするために何かをするというよりも、あなた自身がお相手との今後を考えるべきタイミングです。
特に、あなたがお相手に好意を持っていて、お相手がまだそれに応えられないという場合は要注意。
お相手はあなたに好意を持たれていることに慢心をして、キープ扱いして他の異性ともデートしているかもしれません。
勿論これは極端な例で、他にお相手がいるわけではないけど単純に時間が足りていないというケース、あなたのことも真剣に考えているけど他の人との間で揺れ動いているというケース、色々考えられます。
相手が今どんな心境かなんて、わかんない…。
他の人が居るのか聞くのも、タブーって言われてるし…。
そこで、3回目デートの結果を「ベスト」「ベター」「バッド」の大きく3パターンに分けてみました。
- ベスト…お互いの気持を確認し合って、お付き合いに進む
- ベター…お付き合いに進むのに何がネックなのかを確認し合って、期限を設けて4回目以降のデートを約束する
- バッド…そのお相手は諦めて、次のお相手を探す
ベストについては言うまでもないですが、難しいのはベターとバッドの見極めです。
お相手がもう4回目のデートに応じてくれない場合は、潔く諦めるしかありません。
ですが、お相手がまた会いたいと思ってくれている場合でも、期限を設けることをお勧めします。
というのも、期限を設けないと、関係がなぁなぁになってしまい、進展しないまま時間だけが過ぎていく…ということになってしまう可能性があります。
期限って…お相手にプレッシャーを与えることにならない!?
プレッシャーと言うと悪く聞こえるかもしれませんが、時には緊張感も必要です。
あなたの時間を無駄にしないために、お相手にも真剣にあなたと向き合ってもらう必要があるのです。
筆者は3回目のデートのあと、4回目デートで「やっぱりこのままあなたの時間を無駄にさせるのは申し訳ない」と言われてお断りをされたケース、そして4回目以降も関係がハッキリしないまま何回、何十回とデートを重ねた末に、他の人とのデート現場を目撃してお別れしたケース、どちらもあります。
どちらも期限などは設けていませんでしたが、やはり今でも誠実な人だった、良いお相手だったと感謝しているのは前者のお相手なんですよね。
そして、お二人とも結婚相談所で出会ったお相手でしたので、今も婚活をしているかどうかは検索すれば分かるのですが、前者のお相手は暫くしてから他の人と真剣交際・成婚退会し、後者のお相手は今も特定のお相手が居るわけでもなく婚活を続けているようです。
期限を設けることで終わってしまうケースもあるかもしれませんが、それはあなたの時間を無駄にしないため、そしてお相手にとってあなたが本当に必要な存在かどうかを真剣に考えてもらうための手段です。
現に、結婚相談所には「交際期間は3ヶ月」というルールがありますので、期限を設けるということは大事なことなんです。
あなたの気持ちだけを押し付けてはいけませんが、お相手の気持ちも両方を大事にしたうえで、いつまでにどうなりたいかという共通認識を擦り合わせて、お互いが納得できる形で4回目以降のデートに進むようにしましょう。
3回目デートの時点で良い感じかも、告白をしたいという方は「婚活の告白タイミングは3回目デート?4回目デート?徹底解説!」の記事で詳しくご紹介していますので参考にしてみてください。
3回目デートのポイントまとめ
・3回目デートは楽しみつつも今後を決める重要なタイミング。ドライブや日帰り旅行などを楽しみつつ、カフェタイムやディナーの時間などを有効活用して今後のことをちゃんと話す時間も設けましょう!
・3回目デートというタイミングは片方は付き合いたい、もう片方はまだ時間がほしい、と気持ちに温度差がありがちなタイミング。あなたの気持ちとお相手の気持ち、両方を大切にしながら話し合いをしましょう。
・3回目デートはライバルを意識するよりも、あなた自身がお相手をしっかり見極めましょう。特に、あなただけがお相手とお付き合いしたいと思っている場合、盲目になりがちなのでキープ扱いされないように要注意!
・今の関係性のまま4回目以降のデートに進むとしても、いつまでにどうなりたいかという共通認識は擦り合わせておきましょう。期限を設けることで時間を無駄にせず、お互いが真剣に向き合うことが出来ます!