手遅れというにはまだ早い！アラサー、30代は今から婚活を
婚活中の女性今年でもう35歳…。
今まで出会いがなかったけど、手遅れになる前に婚活を始めなきゃ。
近年は晩婚化が進んでおり、2021年に内閣府が発表した「少子化社会対策白書」によると、30代前半の未婚率は男性が47.4％、女性が35.3％となります。
30代後半になると、男性の未婚率は34.5％、女性の未婚率は23.6％という結果に。
30代前半では約2〜3人に1人、30代後半では約3〜4人に1人が未婚ということになります。
つまり、30代で未婚でも、まだまだチャンスはあるということです。
とはいえ、まだ大丈夫と何もせずにいれば、あっという間に40代に。
結婚願望のあるアラサー、30代の皆様は、今すぐに婚活を始めることをお勧めします！
実は婚活で有利？アラサー、30代で婚活を始めるメリット
さて、実は婚活市場で30代というのは、男女共に有利になり得るということをご存知でしょうか？
ここでは、そんな30代から婚活を始めることのメリットをご紹介してまいります。
婚活市場は30代が一番多い
まず、婚活市場で一番多いのが、この30代という年代です。
つまり、同世代のお相手を探しやすいため、お相手を選ぶ際の母数が多いということですね。
マッチングアプリや結婚相談所でしたら条件を絞ってお相手を探すことが出来ますが、婚活パーティーの場合は募集する年齢層の幅が広いこともあります。
この場合、20代でしたら周りが年上ばかりということや、40代でしたら周りが年下ばかりということもあるのです。
ですから、30代という年齢は実は一番お相手を探しやすく、特に30代前後のアラサー世代でしたら婚活市場では若い部類になりますので、異性からの人気が集まりやすいといえます。
婚活中の女性同年代のお相手を探したいなら、30代から婚活を始めても全然手遅れじゃないのね！
精神的、社会的に成熟している
20代の頃は、短期的な恋愛ばかりしていたり、社会的な地位もまだまだ発展途上ということが多いです。
ですが、30代ともなると恋愛経験を婚活に活かしたり、仕事でも役職を与えられたりと、精神的にも社会的にも成熟しているケースが増えてきます。
婚活は一生を共にするお相手を見つけるのですから、人間的に成熟していることで異性からの評価も上がりますし、逆に異性を見る目が養われていたら自分のためにもなりますよね。
これらの要因で婚活を有利に進めることができると、30代から婚活を始めることはメリットになるといえます。
婚活中の男性確かに、20代の頃よりも30代になってからのほうが収入も増えたし、周りからも落ち着いたよねって言われるようになったな。
20代でしたいことをしてきたから真剣度が高い
20代で早いうちに結婚できると、その後の人生設計がしやすいですし、良いことばかりに思えます。
ですが、中にはもう少し独身を謳歌したかった、なんていう人も。
そう考えると、20代で色々な経験をしてきている分、30代で婚活を始めた人は今までの人生に悔いを残さず、これからの婚活に真剣に取り組めるのではないでしょうか。
中にはもっと早く結婚したかった、という人もいるかもしれませんが、そう思うのであれば尚更いますぐにでも婚活を始めるべきなのです。
これまでも解説をしてきたように、30代でしたらまだ全然手遅れじゃありませんよ！
中にはお相手との年齢差を気にする人もいらっしゃるかもしれませんが、今は年の差婚も増えてきています。
フィーリングやタイミングが合えば、年齢差があっても乗り越えられますので、お相手との年齢差が気になっている方は「年の差婚って有り？婚活はどのくらいの年齢差がおすすめか」記事も参考にしてくださいね。
年齢による婚活の違い
さて、ここまでは30代と一括りに解説をしてきましたが、ここからは30代手前のアラサー世代、34歳までのいわゆる30代前半、そして35歳からの30代後半と、もう少し細分化して各年齢ごとの婚活の違いを解説してまいります。
30代手前のアラサー世代の婚活
28歳や29歳になり、30歳を目前にして慌てて婚活をし始める、という人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、筆者は正直なところ、この年代は婚活市場において一番有利だと思っています。
というのも、なんだかんだで婚活市場、特に男性は、お相手に若さを求める人が一定数います。
ですが婚活市場で最も多い30代から見た時に、20代前半だとあまりにも年が離れすぎていたり、結婚に対しても温度差を感じてしまうということも少なくありません。
その点、30代手前のアラサー世代というのは、婚活市場では若い部類に該当しますが、若すぎるというわけでもないので、男女ともに人気が集まりやすいのです。
また、出会いの方法も結婚相談所だけでなく、婚活パーティーやマッチングアプリなど、どんな方法でも一定数の出会いがあるでしょう。
同じ20代のお相手も30代のお相手も、どちらも候補になりやすい
婚活中の男性20代のうちに結婚したいし、お相手も同じ20代の人がいいな。
そんな方は、30手前でしたらまだ手遅れではありません！
30代の方からみると、20代前半というのは少し年が離れているように感じる場合もありますが、20代後半のアラサー世代でしたら、同年代でも少し下の20代前半でも、どちらも結婚対象になり得ます。
逆に30代の方から見ても、この年代は若くみられるけど年が離れすぎているわけでもなく、結婚対象として見てもらえるので、どちらも候補になり婚活を有利に進めやすいのです。
20代前半や中盤の恋愛を引きずりすぎないように注意
さて、ここまで解説をしてきたように、30代手前のアラサー世代は婚活ではメリットのほうが多いです。
ですが、同時に注意点もあります。
それは、これまでの恋愛を引きずりすぎないこと。
というのも、婚活でしたらこの世代は有利といえますが、恋活となると男女ともに若くてカッコいい人、可愛い人のほうが人気になりがちです。
特に、30代手前ともなると、結婚を意識していない人からしたら敬遠されることも。
婚活中の女性そういえば、少し前までマッチングアプリでそこそこモテていたのに、30代を目前にしたら申込数が少なくなった気がする…！
そんな風に感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、自信をなくす必要はありません。
恋活と婚活は根本的に目標が違います。
むしろ、遊び目的の人をシャットアウトするフィルタを掛けられるようになった、と思えば良いのです。
これからは同じように結婚を意識した出会いを探している方とのご縁を大切にして、自信を持って婚活に臨んでください。
34歳までの30代前半の婚活
婚活中の女性30代になると、やっぱり同年代の人を探したほうがいいのかしら？
30代とはいっても、前半のうちはそこまで年齢を意識しなくても大丈夫です。
むしろ、お相手が20代後半の場合や、30代後半の場合など、どちらとも間をとって年齢差を意識しすぎずに婚活できるのが30代前半のメリットです。
ですが、女性は少し注意が必要になる場合があります。
男性はお相手女性の年齢を気にする傾向があるので注意
お相手候補の男性が子供を臨んでいる場合、特に1人ではなくて2人、3人と臨んでいて、女性の出産年齢を意識している場合は注意が必要です。
女性からすれば、今では30代での出産は当たり前ですし、医療の進歩もあり高齢出産のリスクは以前よりも低くなりました。
ですが、男性の中には年齢に対する偏見を持っている方が一定数いらっしゃるのも事実です。
そのため、20代と比べると、少しお相手の候補が減ってしまうかもしれません。
ですが、それもあまり大きな問題ではないと、筆者は思っています。
子供を授かれるかどうかは、年齢だけで決まるものではありません。
まして、それを理由に条件を絞っている方は、あなたのことを本質的に理解しようとしていると言えるでしょうか？
結婚において希望条件を持つことは大事ですが、そこに固執して柔軟に物事を考えられない人は、結婚しても話し合いや歩み寄りをしてくれない可能性が高いです。
なので、年齢の枠にとらわれずにあなたのことを知ろうとしてくれる人、理解しようとしてくれる人とのご縁を大切にしていきましょう。
手遅れではない、とはいえ早めに行動を起こしましょう
30代から始める婚活は手遅れではない、とご説明をしてきましたが、それは今から行動を起こすことができればの話です。
まだ大丈夫、2年後、3年後に結婚できればいいなどと悠長なことを言っていると、あっという間に40代になってしまいますよ。
参考までに、婚活の平均期間は半年〜1年間と言われています。
ですが、これはあくまで婚活の期間ですので、そこからすぐに結婚する人もいれば、さらに1年、2年と時間が経ってから結婚する場合もあります。
もっといえば、婚約破棄やお別れという形で、また一から婚活をやり直さないといけないこともあるのです。
30代前半は、ひとつのターニングポイントです。
すぐに結果がでなくても、この期間にどれだけ行動を起こせたかが、今後の人生を左右するといっても過言ではありません。
特に、30歳をひとつの目標として結婚願望を持っていた人は、30歳を過ぎて焦っていたり、逆に諦めモードに入ってしまったりするのではないでしょうか。
目標を持って、今から積極的に行動をすれば、婚活を早く終わらせることも可能です。
婚活を短期で終わらせるためのコツや、逆に長引く要因については「長引く婚活…平均期間は？早く終わる人の特徴と成功の秘訣」の記事を参考にしてくださいね。
35歳以上の30代後半の婚活
30代後半になってくると、これまで恋活や婚活をしてきた方は変化を感じ始めてくるタイミングだと思います。
これは男女共にですが、年下の異性と出会える確率が減り、逆に年上の異性からのアプローチが増えてくるのです。
こうなってくると、お相手の条件がどうこうと言っていられる余裕はありません。
希望条件は持ちつつも、自分に興味を持ってくれるお相手とは積極的に会ってみるようにしましょう。
30代後半からの婚活の現実
婚活中の男性30代前半までは20代の女性との出会いもあったのに、35歳を過ぎてから同年代か年上の人としか出会えなくなったな…。
一般的に、男性は女性の出産年齢を考えて、20代〜30代前半の女性を結婚相手として臨む傾向があります。
逆に女性もまた、男性にはある程度の若さを求める傾向があります。
これも、年齢が近い男性のほうが結婚や出産などの人生設計を考えたときに、安心できるからですね。
60歳が定年と考えると、結婚時に30代後半だと、子供が成人したときには定年間近ということも考えられます。
このため、男女ともに30代後半からの婚活は、今までと比べると厳しくなってくるのが、現実なのです。
ですが、だからといって諦める必要はありませんよ。
現実は厳しいということを理解したうえで、短期で結婚するためにはどうすればいいか真剣に考えて行動を起こせば、まだ手遅れではありません！
むしろ、真剣な出会いだけを求めているので、30代手前のアラサー世代や30代前半よりも効率的に、最短距離で婚活を終わらせることも可能ですよ。
結婚相談所で短期集中型の婚活がお勧め
30代前半までは、マッチングアプリや婚活パーティーなど、色々な婚活方法を試してみても良いと思います。
ですが、35歳以上の30代後半からの婚活は、結婚相談所をメインに活動することをお勧めします。
理由は単純で、結婚を真剣に考えている人しか居ないからです。
そして、結婚相談所は基本的に出会ってから3ヶ月〜半年という短期間のうちに成婚退会、つまり結婚を前提としたお付き合いへと進むかどうかを判断します。
30代後半からの時間は、本当に貴重です。
ですから、目標を決めずにダラダラと婚活を続けたり、お付き合いをしても結婚を先延ばしにしていると、あなたの貴重な時間を無駄にしてしまうことになります。
結婚を真剣に考えられるお相手と出会える環境に身を置き、そこで出会ったお相手とのご縁を大切にしながら活動をしていきましょう。
金額がけっして安くないのがネックではありますが、20代や30代前半と比べると収入が安定している場合が多いのは、この年代ならではの強みです。
結婚相談所の仕組みについては、「結婚相談所のお見合い、仮交際、真剣交際とは？婚活の攻略法」の記事を参考にしてください。
まとめ
・アラサー、30代は、今すぐ婚活を始めれば全然手遅れではありません！むしろ婚活市場は30代が多く、真剣度が高く自立もしているので、婚活において有利になることもあります。
・30代手前のアラサー世代は、婚活市場では人気が集まります！恋愛では結婚願望が重いと思われても、婚活ではそれもメリットに。今までの恋愛を引きずりすぎず、前向きに結婚前提の出会いを探していきましょう。
・34歳までの30代前半の婚活は、同世代は勿論のこと20代後半、30代後半のどちらのお相手からも候補になりやすく、年齢を気にしすぎずに婚活が出来ます。ですが、婚活期間や結婚を考えると、今すぐ婚活を始めたほうが良いでしょう。
・35歳以上の30代後半からの婚活は、これまでよりも厳しくなります。希望条件を絞りすぎず、結婚相談所などの短期集中型の環境で婚活をすることで、最短距離での結婚を目指しましょう！
