婚活うつとは
もう、一生結婚できないかもしれない…。
婚活って、何でこんなにしんどいんだろう。
いま婚活をされている皆様も、このように苦しい気持ちになったことはありませんか?
婚活がうまくいかなくてメンタルを病んでしまったり、辞めたくなってしまうことは婚活疲れともいいますが、深刻化してしまうとうつ病という診断を受けてしまうこともあります。
今回は、そんな婚活うつの原因や陥りやすい人の特徴、対策などをご紹介してまいります。
婚活うつの原因
婚活でうつなんて…と、甘く見ている人もいるかもしれません。
ですがその多くは、婚活がどういうものかを知らない人の意見です。
勿論、スペックが高い人や、タイミングよく良い人と出会えた場合は、トントン拍子で交際・結婚に発展することもあります。
ですが、多くの人にとって、婚活は時間と労力を必要とするもの。
実際のところ、婚活の平均期間は半年〜1年と言われています。
この期間、特定の異性だけでなく何人もの異性とお茶やデートをしたり、自分の時間がとれない、好きな人に振り向いてもらえないとなると、どんどん苦しい気持ちになってしまいます。
婚活がうまくいかなかったり、お断りをされてしまうということは、時には自分のパーソナリティを否定されたような気にさえなってしまうものです。
平日は仕事、休日は婚活…このように気持ちが休まる場がないと、どんどんメンタルを病んでいってしまい、最悪の場合はうつ病になってしまうのです。
結婚相談所なら、一人で悩まずカウンセラーに相談できる
婚活うつに陥ってしまうのは、誰にも相談できずに一人で悩んでしまうから、というのもあります。
結婚相談所でしたらカウンセラーと二人三脚で、相談をしながら婚活を進めることが出来ますので、婚活うつを予防することにも繋がります。
どんな人が婚活うつに陥りやすい?
私も婚活うつにならないように、気をつけないと。
どんな人が、婚活うつになりやすいのかしら?
婚活うつになりやすい人には、大きく分けて以下のような特徴があります。
- 責任感が強く、うまくいかないと自分の責任だと思いこんでしまう人
- まじめで優しいため、同時進行をすることに罪悪感を覚えてしまう人
- 一途で献身的な心を持っており、相手のために尽くしすぎてしまう人
こうしてみると、どれも長所のように思えますよね。
そう、こういった長所が、婚活では自分を苦しめてしまう原因になり得るのです。
それでは、一個ずつ詳しく解説をしてまいります。
責任感が強い
責任感が強い人は、仕事でも頼られそうだけど…。
どうして婚活うつに陥りやすいの?
責任感が強い人は、婚活がうまくいかないことでさえ自分の責任だと思いこんでしまいます。
しかし実際のところ、婚活は人と人とのご縁。
例えあなたが年収何千万円と稼ぐハイスペックイケメンでも、芸能人ばりの美貌とスタイルを兼ね備える絶世の美女でも、100%うまくいくなんてことは有りえないのです。
なぜなら、試験問題のようにあなたの努力次第で100点を取れるものではなく、お相手の異性の好みや価値観、そして他のライバルの存在があるからです。
例えば、好きな芸能人の話をしても、Aという芸能人が良いという人もいれば、Bという芸能人が良いという人もいますよね?
そして、結婚相談所やマッチングアプリなどは特に、他の異性との同時進行を推奨されているものですので、常にライバルの存在が付きまといます。
このような不確定要素が多いのに、責任感が強い人はそれらのすべての責任を自責と捉えてしまい、うまくいかない状態が続くと自分で自分を苦しめてしまうのです。
まじめで優しい
まじめで優しいなんて、女性からは好感だと思うけどなぁ。
これも、婚活うつの原因になってしまうのかしら?
まじめで優しい人は、道徳観が強かったり、相手の立場になって物事を考えたりします。
これらの気持ちが、交際をお断りする際や、同時進行で交際をする際に罪悪感となり、苦しい気持ちにさせてしまうのです。
そして追い打ちを掛けるように、こういった気持ちから慎重になりすぎたり、同時進行をせずに一人ずつとしかお見合いやデートをしなくなることで、婚活がうまくいかなくなり、メンタルを病んでいく…といった負の連鎖に陥ってしまいます。
前述のように、婚活では常に他の異性の存在が付きまといます。
婚活で同時進行は他の方もしていること、寧ろ推奨されていることですので、全く不誠実なことではありませんよ。
一途で献身的
え、一途で献身的なんて、理想じゃない。
何で婚活うつに陥りやすいの?
一途で献身的な人は、相手のことを良いなと思ったら愛情を沢山伝えたり、他の人との交際をお断りしてしまいます。
ですが、婚活は基本的に初対面から成婚退会まで、3ヶ月〜半年の交際を通して決めるもの。
期間があまりにも短すぎるのです。
特に、男性と比べて女性は相手のことをゆっくりと好きになる、なんて言いますよね。
なので、男性の方が相手を好きになりすぎてしまい、女性から引かれてしまう…なんていうこともあります。
また、自分が相手のことを好きでも、相手は他の人と同時進行をしている可能性もあります。
その場合は、先に好きという気持ちを伝えてしまうことで、キープとして扱われてしまうこともあるのです。
気持ちが強ければ強いほど、そして尽くしていればいるほど、お断りされた時のダメージも大きいもの。
真剣交際をしているならまだしも、仮交際やお付き合い前の段階では、異性のお友達を複数人つくる感覚で気持ちを分散させるのも大事といえます。
婚活うつにならない為には
なんだか婚活って難しい…。
どうしたら婚活うつを防ぐことができるの?
婚活うつを防ぐために大事なことを一言で言うと、思い込みすぎないことです。
例えば、前述の婚活に陥りやすい人の特徴に当てはめてみましょう。
- 婚活でお断りされるのは自分の責任だと思い込まない
- 交際をお断りしたり、同時進行をするのは相手に悪いと思い込まない
- 好きになったから、その人だけに愛情をすべて注がないといけないと思い込まない
同時進行に関しては、真剣交際をしているのに他の人ともデートしていれば、それはいわゆる二股です。
ですが、これまでもお伝えしている通り、仮交際やお友達段階での同時進行は不誠実ではありませんし、推奨すらされています。
そして、多くの人が同時進行をしているなかで、仮にあなたが選ばれなかったとしても、それはあなたの責任ではないのです。
婚活は恋愛と違って、相手を良いなと思ったから、好きになったから思いを伝えるものではありません。
ゆっくり、ゆっくりとお互いのことを知っていき、なんだか居心地が良いかも?この人のことが好きかも?と気持ちを育んでいくものですので、あなたが先に相手のことを好きになったとしても、それを伝えるのは相手も同じ気持ちになるまで取っておいてください。
特に結婚相談所でしたら、カウンセラーがあなたの代わりに相手の気持ちを探ってくれるので、まだ早い、そろそろ一歩踏み込んでみるべき、などの判断や後押しをしてくれますよ。
それでも婚活うつに陥ってしまったら
頭では分かっていても、気持ちが追いつかなくなるのが婚活うつの怖いところ。
なんだかしんどい、うまくいかなくて苦しい…そんな時は、一度いまの生活を見直してみてください。
婚活に入れ込むあまり、趣味の時間や友達と遊ぶ時間が無くなっていませんか?
気がついたら、平日はお仕事、休日は婚活…といった、休む時間がないような生活になってはいませんか?
今すぐ結婚したい人も、そうでない人も、結果を急ぐあまり焦ってしまっては、上手くいくものも上手くいかなくなっってしまいます。
何も婚活をやめなくても、少し休憩をするだけで、見える景色が変わることもあります。
また、結婚相談所や婚活パーティーなどで無料相談をすることも可能です。
婚活の専門家や、身近な人でも家族や友達などに話を聴いてもらうことで、楽になるということもありますよ。
また、今までの婚活方法で上手くいかなかった人は、違うやり方を試すことで活路が開けたり、新たな気持ちで婚活に臨めることもあります。
気持ちが病む前に、今やっている婚活以外の選択肢も視野にいれてみましょう。
まとめ
・婚活疲れが深刻化してしまうことで陥ってしまう、婚活うつ。長く婚活をしていると、自分の時間が取れなかったり、うまくいかないことでメンタルを病んでしまうことも。
・婚活うつに陥りやすいのは、責任感が強い人、まじめで優しい人、一途で献身的な人。どれも長所ですが、思い込みの強さや人柄の良さが、自分で自分を苦しめてしまうことも。
・婚活うつにならない為には、思い込みをしないようにしましょう。婚活では、同時進行は当たり前。お断りされてしまったとしても、様々な不確定要素が絡みますので、あなたの責任ではありませんよ。
・それでも婚活うつに陥ってしまった場合は、婚活を休憩して今の生活を見直してみましょう。楽しみを作ったり、違うやり方を試すことで活路が開けたり、新たな気持ちで婚活に臨めることもありますよ。