バツイチやシングルマザー、ファザーでも再婚できる?
近年は3人に1人が離婚をする時代と言われ、2,30歳代と若くてもバツイチの方や、シングルマザー、ファザーが増えてきました。
一昔前と比べて恋愛や結婚の在り方も多様化し、離婚や再婚も増えてきています。
2020年度の人口動態調査では、結婚したカップルの中で片方、または双方がバツイチの割合は26.7%と発表されました。
また、ある統計調査では離婚後5年以内に再婚する割合は女性で52.3%、男性で55.7%ともいわれています。
初婚の方の中には、お相手にも同じく初婚であることを求める方もいらっしゃいます。
ですが、実際にこれだけ多くのバツイチの方が再婚をしているわけなので、不利になることはあっても、けっして無理なことではないのです。
お相手に初婚であることを求める割合はどのくらい?
バツイチやシングルマザーであることを伝えると、ネガティブな印象を持たれる気がする…実際のところはどうなのかしら?
結婚相談所連盟の中でも最大手であるIBJの意識調査によると、お相手に離婚歴があってもOKという方は男女ともに50%を超えたようです。
子供がいるとやや落ちますが、それでも男女ともに40%強の人がOKという結果に。
これを多いと捉えるか、少ないと捉えるかは人それぞれですが、少なくとも約2人に1人の人がOKと言ってくれるのであれば、バツイチやシングルマザー、ファザーであることも個性の一部なのではないでしょうか?
異性に対して何を求めるかは、人の数だけあります。
性格でいえば、沢山喋ってくれる人が良いという人もいれば、自分が喋るのを嫌な顔せず聴いてくれる人が良い、という人もいるでしょう。
持病や宗教なども一緒です。
それを理由にお断りされてしまうと、ひどく落ち込んだり、自分の境遇を恨んだり悔やむこともあるかもしれません。
ですが、それらも全部引っくるめて、今の貴方なのです。
そんなありのままの貴方を好きになってくれる人に出会えることに希望を持ちながらも、自分磨きを怠らないようにしましょう。
再婚活には結婚相談所がお勧め
バツイチやシングルマザー・ファザーの再婚活でも、結婚相談所でしたら事前にプロフィールで了承を得たうえで出会うことが出来ます。
離婚理由や子どものことに関しても、どのように伝えるかやタイミングなど、仲人に相談しながら婚活を進めることが出来ます。
バツイチやシングルマザー、ファザーが再婚するためのポイント
バツイチやシングルマザーでも諦めなくて良いことは分かったけど、実際にどうやって出会いを探すの?
さて、バツイチやシングルマザー、ファザーの方が結婚相手を探す際にお勧めなのが、婚活で色々な人と積極的に出会うことです。
これは離婚歴がなくてもそうなのですが、自分に合う人や、自分を愛してくれる人とは、いつどこで出会うかわかりません。
婚活であれば、結婚を目的にお相手を探している多くの異性と、効率よく出会うことができます。
また職場や趣味、社会人サークルなどで、自分磨きをしながら出会いを探すのもお勧めです。
ただ、自分磨きと恋愛・結婚を混同してしまうと、トラブルがあった場合に職場や友達間での居心地が悪くなってしまうケースもあります。
ですので、自分磨きはあくまで自分磨きがメイン、良い出会いがあればラッキーくらいに思いつつも、婚活をして積極的に出会いを探してみるのがお勧めです。
再婚しやすいバツイチやシングルマザー、ファザーの特徴
さて、ここからは再婚しやすいのはどんな人なのか、その特徴や注意点について解説をしてまいります。
離婚の経験を引きずらず、教訓を得ている人
相手の浮気が原因で別れたけど、浮気された自分にも原因があったのかもしれない。
このように謙虚な姿勢は大事ですが、言い方次第では未練があるように伝わることも。
特に子供がいるなど、元夫婦で会う機会がある場合は未練がましいと思わせてしまうような言動をしないよう注意しないといけません。
また、浮気や借金などの明らかに相手に非がある場合でも、悪口は言わないようにしましょう。
逆に、価値観の違いなど明確に相手に非があるわけではない場合は、相手のせいにばかりしてはいけません。
どちらも、貴方の人間性を疑われます。
大事なのは、過去の経験をどう捉えているか、どのような教訓を得ているかです。
振り返りがきちんとできていれば、次の結婚で同じ失敗を繰り返さないように自分が大切にしていきたいことや、パートナーに求めること、理想の家庭像などが明確に話せるはずです。
離婚もひとつの経験として、前向きに捉えていることができていれば、それは初婚の人にはない貴方の魅力になるのではないでしょうか。
ポジティブで再婚に対して真剣な人
離婚はしたけど、おかげで成長できたと思っているし、再婚したら今度こそ幸せな家庭を築きたいな。
バツイチであることや、子供がいることは、お相手にとってネガティブなこととして捉えられがちです。
最初は前向きに捉えようとしてくれても、親や周囲から反対されて気持ちが落ちてしまうこともあります。
だからこそ、けっしてネガティブなことではないということを、貴方がきちんと説明してあげてください。
筆者もバツイチだからこそ、一度結婚を経験したことで得たものや、経験していなかったら今の自分は無かったということを実感しています。
そして、貴方がどんな気持ちで離婚や再婚について語るか次第で、良くも悪くもお相手の気持ちは引っ張られます。
あなたの離婚歴や子供のことを話して、お相手がどんな反応を見せるかは分かりませんが、あなた自身がポジティブな気持ちと、再婚に対する真剣度を伝え続けることを忘れないでください。
そうすれば、お相手やその周りの人もきっと理解をしてくれるはずですし、話しても受け止めてくれないお相手であれば、そもそもの問題として結婚しても上手くいくとは思えません。
縁が無かったと思って、お互いを尊重し合って一緒にいれるお相手を探しましょう。
いつまでも若々しく、自分磨きを怠らない人
バツイチに偏見を持つ人も居るかもしれないけど、そのぶん人一倍仕事を頑張ったり、身だしなみにも気を遣っているよ。
このような人は、異性から好感を持ってもらいやすいです。
離婚歴に関係なく、年齢よりも若く見てもらえるように身だしなみに気を遣っている人や、仕事や趣味などで頑張っていることがある人は、魅力的に映ります。
特に見た目に関していえば、結婚相談所でもマッチングアプリでも、まずはプロフィール写真などの見た目から入りますよね。
「婚活でモテる写真の撮り方、プロフィールの作り方」の記事でも紹介していますが、婚活はプロフィール写真が9割といっても過言ではないくらい、超重要です。
少なくとも、こういった努力をしているバツイチやシングルマザー、ファザーの人は、全く何もしていない初婚の人よりも断然婚活で人気が出ますし、早く結婚できますので自信を持ってくださいね。
離婚歴や子どものことはどのタイミングで話すのが正解?
いつかは話さないといけないのは分かってるけど、言い出すのは勇気が要るなぁ…。
これはバツイチやシングルマザー、ファザーの方でしたら、よくあるお悩みなのではないでしょうか。
このタイミングで話したら絶対に受け入れてもらえる、ということはありませんが、筆者がお勧めするのは出会って3,4回目のデートのタイミングです。
結婚相談所やマッチングアプリでしたら、プロフィールに書いていて予めお相手も知っているケースが多いですが、そうであってもなくても、早すぎず遅すぎない、このくらいのタイミングできちんと話すのがベストだと思います。
早すぎると駄目な理由は、その段階では貴方のことをまだあまり知らないので、許容できる範囲が狭い場合がほとんどだからです。
反対に遅すぎると、お相手の貴方への気持ちが強くなりすぎていて、その反動で裏切られたという気持ちも強くなってしまう可能性があります。
ですので、貴方のことを徐々に知ってきて、これから今後のことを一緒に考えていくタイミングでもある3,4回目というタイミングがお勧めなのです。
ただし、人によってはペースが遅かったり、先にお相手から聞かれる場合もありますので、必ずしもこのタイミングにこだわらずにお相手からの興味・関心や好意を感じるかどうかなども見極めながら、慎重に話を切り出しましょう。
また、3,4回目のデートの重要性については「婚活の告白タイミングは3回目デート?4回目デート?徹底解説!」の記事でもご紹介していますので、よければ参考にしてみてください。
まとめ
・結婚したカップルの中で片方、または双方がバツイチの割合は26.7%、離婚後5年以内に再婚する割合は女性で52.3%、男性で55.7%と言われています。バツイチや子持ちでも、再婚している人は沢山いますよ。
・お相手に離婚歴があってもOKという方は男女共に50%超え。子供がいても、40%強の人がOKというデータがあります。バツイチやシングルマザー、ファザーであることも、ある意味個性の一部といえるでしょう。
・バツイチや子持ちで再婚をするためには、1.離婚の経験を引きずらず教訓を得ていること、2.ポジティブで再婚に対して真剣であること、3.いつまでも若々しく自分磨きを怠らないことが成功の秘訣です。
・離婚歴や子どものことを話すのは3,4回目のデートがお勧め。早すぎず遅すぎず、を心がけましょう。ただし、人によってはペースが遅かったり、先にお相手から聞かれる場合もありますので柔軟に対応しましょう。