男性が婚活でモテるために女性から求められる年収ラインとは?
婚活を始めたけど、年収が300万円台で正直自信がない…。
やっぱり女性は稼いでる男性のほうが好きなのかな?
婚活をしている男性の中には、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
また、女性にとって、特に結婚後は専業主婦を希望する女性にとっては、男性の年収も大事な要素になります。
今回は婚活で年収に不安がある人向けのアドバイスや、逆に年収1,000万円以上などハイスペック男性を求める女性に向けた解説をしてまいります。
年収でモテたいなら500万円以上が最低ライン
先に結論から言ってしまうと、男性が年収でモテたいのであれば最低でも500万円以上は求められます。
大手結婚相談所連盟であるIBJの調査によると、女性が男性に求める年収は〜500万円が38.8%で2番目に多く、僅差ですが〜700万円が39%で一番多いという結果になりました。
つまり、理想は700万円以上あるとベストですが、最低でも500万円以上がモテるために必要な年収のラインといえるでしょう。
ですが、これはあくまで「年収でモテたいなら」という前提のお話しです。
世間では年収が500万円未満の人も多いですし、実際に年収は関係なく結婚している人も沢山いますので、ご安心ください。
男性の平均年収はどのくらい?
転職サイト大手dodaの調査によると、男性の平均年収は全体で464万円とのことです。
年代別にみると、20代で377万円、30代で494万円、40代で585万円となります。
つまり、モテの最低ラインである500万円以上の男性というのは、40代に多いといえるでしょう。
逆に言えば、20代・30代で300万円〜400万円台の年収でも、今後の頑張り次第では500万円以上になる見込みは十分にあるということです。
女性は男性の現在の年収だけでなく、今現在の年収は年相応か、どんな会社にどんな立場で務めているかなど、男性の将来性も見たうえで結婚を考えたほうが良いといえるでしょう。
ハイスペックの男性と出会いたい女性には結婚相談所がお勧め
高年収のハイスペック男性と出会いたい方は、結婚相談所に登録することをお勧めします。
結婚相談所に登録する際は独身証明書や収入証明書が必須、且つプロフィールからも年収をチェックできるので、確実に高年収の男性と出会うことができます。
年収別の婚活方法
30代で年収が300万円の自分に結婚は無理なのかな…。
データを見て、このように不安になる人も多いのではないでしょうか。
ですが、安心してください。
データはあくまでデータですから、知って自分の立ち位置を理解することは大事です。
30代や40代で年収が300万円台の人でも、20代で500万円以上稼いでいる人でも、一番重要なのは立ち位置を理解した上での婚活の戦い方です。
これを分かっているのと、分かっていないのでは、結果が全然変わってきます。
ここからは、年収別の婚活方法について解説をしてまいります。
年収〜300万円台の婚活
年収が300万円台の男性は、基本的に共働き希望の女性がターゲットになります。
場合によっては女性が働き男性が専業主夫になる、という柔軟な発想ができると、より良いでしょう。
今は結婚後も今まで通り働いてキャリアを築いていきたい女性や、自ら経営をして自分のやりたいことを形にしていきたい女性が増えてきています。
そんな女性の希望を理解し、支えてあげられるような包容力を見せられると、精神的に安心してもらえるでしょう。
但し、そのためには家事・育児に関する知識や能力、そして貯金をしっかりしているなど資金の管理が出来ることなど、経済面以外で頼ってもらえることが重要になります。
仕事も家庭もどちらかに依存するのではなく、お互いを理解し合い、助け合えるような姿勢と根拠を示せることが、婚活を成功させるポイントになってくるでしょう。
年収400万円台の婚活
年収400万円台ですと、年齢にもよりますが基本的には平均的な給与と言えます。
女性からプラス評価、とまではいいませんがマイナス評価にもならないことがほとんどです。
ですが、やはり年収500万円以上の男性と比べると、年収の面で見劣りするのは否めません。
女性が共働き希望の場合、自分よりも高年収である可能性もありますので、家事や育児を一緒に協力していく姿勢や、お互いに高め合えると感じてもらえるような仕事への熱意・想いなど、経済力以外の面でアピールをしていきましょう。
また、女性が専業主婦希望の場合は、現実的に考えると結婚して育児をしたり住宅ローンを組んだり…などと考えた際に、正直この年収ラインでは厳しいかもしれません。
会社や仕事での役割などから将来性や、女性から「この人となら共働きでも良い」と感じてもらえるような人柄の良さ・居心地の良さを感じてもらえると、前向きに考えてもらえるようになるでしょう。
年収500万円〜600万円台の婚活
年収が500万円台を越してくると、女性から経済力を理由にお断りされることは少ないでしょう。
専業主婦を希望する女性が相手でも十分に生活をしていけるため、年収が理由でお相手に困るということはほぼ無いと考えられます。
ですが、気をつけていただきたいのは上には上が居る、ということ。
いくら生活をしていく上で十分な年収を稼いでいるとはいえ、女性の中には「年収1,000万円以上がいい!」など、より上の条件を求めている方もいらっしゃいます。
実際に、婚活をしている方は30代や40代の方が多いので、年収1,000万円近く稼いでいる方やそれ以上稼いでいる方もいらっしゃいます。
そのため、年収以外の人間性やフィーリングといった面で魅力を感じてもらえないと、条件面で自分より良い人が選ばれてしまうこともあり得るのです。
十分な経済力があるとしても、基本的なマナーや清潔感・女性への気遣いなどポイントを抑えて、あくまで謙虚な姿勢で婚活に臨むようにしましょう。
年収700万円〜900万円台の婚活
年収700万円台を越してくると、男性の経済力を重視している女性から見ても十分にモテるラインと言えるでしょう。
特に、結婚相談所では源泉徴収票などを提出して年収が開示されますので、女性からのアプローチも多いのではないでしょうか。
ですが、だからといって女性に高望みをしたり、周りを見下すような言動をしていると、人間性が理由で婚活が長期化してしまうこともあります。
複数人の女性と同時進行を続けて、結局ひとりに絞りきれずに誰とも真剣交際に発展しない…などということも考えられますので、選ぶ側であると同時に自分もまた選ばれる側であるということを忘れずに、一人ひとりの女性としっかり向き合うことを心がけましょう。
また、どうしても一人に絞りきれない場合は、あなたが女性に対して譲れない条件を明確にし、より希望の条件に近い女性を重視するようにしましょう。
年収1,000万円台〜の婚活
年収1,000万円を越すと、婚活市場では経済力だけで女性からの人気が集まるでしょう。
清潔感がなかったり、デリカシーがないといった致命的な欠点がない限り、結婚相談所を始めどこで婚活をしてもモテるのではないでしょうか。
ですが、あまりに稼ぎが多いがゆえに、中には年収目当てでアプローチしてくる女性も居ます。
なので、自分のどんなところが良いのか、結婚後はどういう家庭を築きたいのかなど、会話を重ねながら人間性や価値観も含めて自分に興味を持ってくれているかどうかを見極めるのも重要になってきます。
自分で見極めるのが難しい場合は、結婚相談所で仲人に協力してもらいながら婚活を進めるのもお勧めです。
また、1,000万円稼いでいても貯金が全くない、など結婚に向けて不安な要素があると、いくら高年収でも女性から引かれてしまうこともあります。
これだけ高年収であればモテるのは間違いありませんが、人間性やフィーリングなど経済力以外の面も女性から見られていることは肝に銘じておきましょう。
ハイスペックの男性と結婚したい、という女性の方へ
せっかく高いお金を払って婚活してるんだから、妥協はしたくない!
年収は1000万円以上がいい!
女性でしたら、このような夢を持つのも無理はありません。
ですが、年収はいくらでも変わる可能性があります。
今は高収入でも、転職やリストラなどで年収が下がることもありますし、逆に低年収の男性でも、昇進や転職を機に年収が上がることだってあります。
また、高年収の男性と結婚したからと言って、必ず幸せになれるとは限りません。
ここからはその理由と、男性の選び方や、逆に男性から選ばれるためのポイントについて紹介をしてまいります。
最重要!金銭感覚の擦り合わせ
一番重要なのは、金銭感覚の擦り合わせです。
極端な話、年収300万円で貯金を堅実にしている男性と、年収1000万円で貯金がまったくない男性でしたら、どちらを選びますか?
意見が分かれるところではあると思いますが、稼ぎはあるのだからこれから貯金をすればいい、と後者の男性を選ぶと苦労をする可能性があります。
少なくとも、すぐに結婚をするべきではないでしょう。
それが、金銭感覚を擦り合わせておくべき理由です。
男性の中にはあればある分だけお金を使ったり、夜のお店や女遊びにお金を使う人も少なくありません。
これらを結婚したら直す、と言う男性は結婚後も変わらないと思ってください。
本当に直す気があるのであれば、今からでも直せます。
独り身のうちに遊んでおいて、パートナーができたらしっかりする、というのならまだ分かります。
ですが、付き合っているのに今すぐ変える気が無い男性は、結婚しても変わりません。
それでも結婚するというのでしたら止めはしませんが、苦労が絶えない結婚生活になる可能性や、お金や異性トラブルで結婚生活そのものが維持できなくなる可能性があることは、頭に入れておいたほうが良いでしょう。
ハイスペック男性から選ばれる女性とは
さて、とはいえ本当にハイスペックで性格も素敵な男性だって婚活市場には居ます。
そんなハイスペック男性から選ばれるために、絶対に心がけてほしいことがあります。
それは、年収でその男性を見ないことです。
ハイスペックな男性は、高年収を目当てに近寄ってくる女性を飽きるほど見てきています。
特に、高年収なのだからご飯やデート代を奢ってもらって当たり前、などというスタンスで接してしまうと、次は無いと思ってください。
当然、このような男性は多くの女性からアプローチを受けていますので「この女性もお金目当てか…」などと感じさせてしまうと、その時点で冷めてしまいます。
男性に理想を求める前に、自分の分のデート代をきちんと出したり、男性が忙しそうなら次のデートのお店を探しておくなど、あなた自身がお相手に見合うような素敵な女性であることを心がけましょう。
また、ハイスペックな男性は仕事や趣味などにこだわりがある人が多いです。
そんな男性のことを受け止めて、支えてくれると感じてもらえるような安心感を与えてあげられると、他の女性とは違うと感じてもらい一歩リードすることが出来ますよ。
高年収の男性と出会うためには
さて、ここまでハイスペックな男性から選ばれる方法や、選び方・注意点について紹介をしてまいりました。
ですが、そもそも高年収の男性との出会いがなければ、選ぶことも選ばれることもありません。
そこでお勧めなのが、結婚相談所での婚活です。
マッチングアプリや婚活パーティーにもハイスペックな男性はいますが、証明書などを提示しない限り幾らでも年収を盛ることができます。
その点、結婚相談所は源泉徴収票などの証明書が必須ですし、男性は必ず年収を公開しています。
結婚相談所での婚活については「結婚相談所のお見合い、仮交際、真剣交際とは?婚活の攻略法」の記事で詳しく紹介していますので、よければ参考にしてみてくださいね。
まとめ
・婚活市場で女性からモテたい男性は、最低でも年収500万円以上は求められます。理想を言うと700万円以上あれば間違いなくモテますが、300万円台や400万円台の男性でも結婚していますのでご安心ください。
・年収に不安がある男性は、共働き希望の女性がターゲットです。清潔感やマナーなど最低限の面は勿論のこと、あなた自身が家事や育児も一緒にすることや、仕事も家庭もお互いが協力する姿勢が求められます。
・高年収な男性は、婚活市場でモテる傾向はあります。ですが、欠点を見せてしまうと女性から引かれてしまったり、女性からのアプローチの多さにあなた自身が決めきれない、という落とし穴もあります。あなたも女性から選ばれる立場であることや、女性に求める希望条件などを忘れずに婚活に臨みましょう。
・ハイスペック男性と結婚したい女性の方には、結婚相談所がお勧め。ですが、年収だけに囚われないよう注意しましょう。金銭感覚の違いに苦労したり、そもそも年収しか見てないことが男性にバレると即お断りされてしまいますよ。