婚活の平均期間
婚活を始めて、もう1年…。
数ヶ月で良い人を見つけたいと思っていたのに、長引くとつらいなぁ。
婚活を始める時、誰しも目標を持って始めるのではないでしょうか。
目標を持つことは頑張るためのエネルギーになりますので、良いことです。
ただ、目標通りにいかないとつらくなったり、自分に自信が持てなくなってしまいますよね。
婚活の平均期間は、一般的に約半年〜1年間と言われています。
ですが、それ以上の期間が掛かる人や、逆にもっと早く終わる人もいますので、こればかりは努力だけでなく運やタイミングもあります。
また、結婚はゴールではなくスタートです。
極端な話、早く結婚しても、早く離婚してしまったら元も子もありませんよね?
ですから、時間がかかったとしても、結婚して末永く幸せになれるお相手をきちんと見定めること、焦らないことが、婚活を成功させるためには重要なのです。
とはいえ、早く結果を出したいという人の気持ちも、とても良くわかります。
そこで、今回は婚活が早く終わる人や長引く人の特徴、そして成功させるためのポイントなどを解説してまいります。
婚活が早く終わる人の特徴
婚活が早く終わる人は、きっと条件が良かったり、これまでもモテてきているんだろうな…。
そんな風に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、好条件や恋愛経験というのは、一つの武器になります。
ですが、婚活を早く終わらせるための武器は、必ずしもそれだけとは限りませんよ。
それでは、ここからはそんな婚活を有利に進めるための武器をいくつかご紹介いたします。
積極的な行動と、決断力
まず、婚活を早く終わらせられる人が必ずといっていいほど実践しているのが、積極的な行動です。
婚活は、受け身ばかりではなかなか前進しません。
そもそも、早くお相手を見つけているからといって、トントン拍子に進んでいるとは限らないのです。
例えば、1週間に1人以上と毎週お見合いやデートをしている人と、1ヶ月に1人としかお見合いやデートをしていない人、どちらのほうが短期間で良いお相手と巡り会えるかというと、確率でいえば前者になりますよね。
けど、そんなに沢山新しい出会いがあると、予定を合わせるのが大変よね?
そこで重要なのが、決断力です。
前述の例の場合、1週間に1人以上と出会っているものの、決断ができず全員と同時並行で進んでしまうと、極端な話10人以上の人と同時並行になってしまうことも…。
これでは次の予定が組めずに、全員と中途半端になってしまって、結局誰ともご縁が無いなんていう結末になりかねません。
ですが、1ヶ月に1人としか出会っていなくても、その出会ったお相手とのご縁を大切にして、お付き合い、結婚と大事な決断ができる人ならどうでしょうか?
積極的に行動ができることも大切ですが、同じくらいに決断力も重要です。
そして、婚活を早く終わらせられる人はこの両方が実践できる人、あるいはどちらか一方だけでも出来ている人が多いと言えます。
理想を持ちつつも、条件を絞りすぎず柔軟に判断している
次に重要なのが、理想の結婚像=目標がしっかり定まっているということです。
また、理想を持ちつつも、その理想を100%追いすぎるのではなく、妥協できるところや譲れるところは柔軟に判断できることも、婚活を早く終わらせるためには重要です。
理想の結婚像というのは、お相手に求める条件だけでなく、いつまでに結婚したい、こういう家庭を築きたい、といったところまで含みます。
そして、これらが明確になっていると、その目標を達成するために逆算して行動ができるのです。
けど、そんなに都合よく理想の相手と出会えるの?
結婚は運やタイミングもあるんだよね?
そんな風に思われる方は、冷静に現実を見ることができていますね。
そう、いくら理想があっても、その通りの人に出会えることなんて、なかなかありません。
そこで大事になるのが、理想を持ちつつも、そこに固執せずに妥協できることは妥協する、譲れるところは譲るといった柔軟性です。
理想が強すぎる人は、減点方式で相手を見てしまい少しでも気に入らないことがあると冷めてしまったり、相手に求めすぎてしまって重荷に感じさせてしまうことも少なくありません。
そうではなく、理想像を目標として持ちつつも、例えば相手のペースに合わせて結婚までの期間をゆっくり考えたり、希望の条件と違ってもフィーリングが合うなら何度か会ってみるなど、柔軟に判断ができる力。もっと言うと、自分の理想だけでなくてお相手の理想も一緒に考えて、歩み寄ることができる寛容さが、婚活を早く終わらせるための重要な要素といえます。
焦りすぎず、精神的に余裕を持っている
最後に、結婚を焦りすぎずに、精神的に余裕を持っていることも大切です。
結婚を焦っている人は、焦るあまり余裕が無くなってしまい、相手とペースを合わせられなかったり、逆に相手に合わせすぎてしまって自分が本当に大事にしたいことを置き去りにしてしまいがちです。
焦ってるつもりは無いんだけどな…!
余裕を持てているかどうかなんて、どうしたら判断できるのかしら?
自分1人で解決しないことは、誰かに相談をするのがお勧めです。
身近な家族や友達は勿論、結婚相談所であれば専任のカウンセラーに相談をすることも出来ます。
余裕がない時は、こうした周りからのアドバイスも聞き入れられないことが多いです。
周りの人に相談をすること、または相談できる相手がいない場合は結婚相談所などで相談しながら婚活ができる環境を作り、アドバイスを参考にしながら婚活をしましょう。
焦って自分が求める結果を最短距離で得ようとせず、時には回り道をしたり、周囲の助力も得ながら活動ができると、婚活を早く終わらせる確率は一気に上がりますよ。
婚活が長引く人の特徴
さて、ここからは婚活が長引く人の特徴を解説します。
婚活を恋愛の延長線と考えている
婚活と恋愛の違いを意識できず、なんとなく出会っては別れを繰り返している人は婚活が長引く傾向があります。
恋愛は、結婚をするかしないかに関わらず、一緒に居て楽しい相手、フィーリングが合う相手を選びます。
言い方を変えれば、焦点が当たっているのは「今」です。
ですが、婚活は「未来」に焦点を当てて活動をしなければなりません。
例えば、あなたが将来は子供を2人以上授かり、犬や猫などのペットも飼ったりして、賑やかな家庭を築きたいとします。
ですが、お付き合いしているお相手が子供を授かることを望んでおらず、動物も嫌い、2人で静かに暮らしていきたいという方でしたらどうでしょうか?
これが短期的な恋愛だったり、意見の違いを話し合いで解決できるのでしたら話は別ですが、ここまで条件が違うと、結婚相手として現実的には考えられませんね。
婚活は今が楽しいだけじゃなくて、自分の将来や理想の結婚像を考えたうえで、相手を選ばないといけないのね。
希望条件が厳しく、減点方式で相手を見ている
結婚に対する意欲が強すぎたり、お相手に求める条件が多すぎるのも、婚活を長引かせる要因になります。
ここで誤解をしないでいただきたいのは、意欲があることも、結婚相手に求める条件が明確なことも、けっして悪いことではありません。
ですが、結婚や条件に固執するあまり、焦ってしまったり、希望条件と違うからといってお見合いやデートをお断りしてしまうと、上手くいくものも上手くいかなくなってしまいます。
まして、相手を減点方式で見ていると、いつかは評価が0になってしまいます。
婚活を成功させるためのポイントは相手の良いところを見つけること、つまり加点方式で相手を見ることです。
焦らず相手のペースも考えてあげること、そして多少条件と違ってもまずは会ってみたり、相手を知るなかで良いところを見つけることを意識して行動できると、婚活が早く終わるかもしれませんよ。
このあたりの希望条件や、上手くいかない要因については、「これって高望み?勘違いしてると売れ残る…婚活は自己評価が大切」の記事で詳しく解説していますので、よろしければ参考にしてみてくださいね。
自己分析が出来ず、同じ失敗を繰り返している
最後に、自己分析が出来ていない人は、同じ失敗を繰り返して婚活が長引いてしまいがちです。
最初から上手くできる人なんていうのは、ほんのごく一部の人だけです。
多くの人は失敗し、その先の成功を掴むために反省、改善を繰り返しています。
ですが、失敗をしても反省や自己分析が出来ていないと、違う相手に対しても同じ失敗を繰り返してしまいます。
婚活は運やタイミングもあると言いましたが、自分次第で確率を上げたり、改善ができるのも事実です。
特に、失敗したことを相手のせいにして、自分自身が変われずにいると、いたずらに婚活が長引くだけで時間だけがどんどん過ぎていってしまいます。
婚活を早く終わらせるために、失敗をしても気持ちを切り替えて、次は同じ失敗を繰り返さないようにしっかり自己分析や改善をしていきましょう。
まとめ
・婚活の平均期間は、一般的に約半年〜1年程度。出会いはご縁、人それぞれですので、あまり気にしすぎる必要はありません。ですが、長引いていると感じるなら、一度自身の活動を振り返ってみましょう!
・婚活を早く終わらせるためには、行動力と決断力が重要です。加えて、理想の結婚像を目標として持てていることや、そこに固執しすぎない柔軟性、そして精神的な余裕を持つことも、成功のポイントといえます。
・婚活が長引く人は、婚活を恋愛の延長線と捉えてしまっているかもしれません。希望条件が厳しかったり、減点方式になっている、自己分析が出来ていないことも婚活が長引く要因ですので、注意しましょう。
・婚活を早く終わらせることばかりが、必ずしも成功とは言えません。結婚はゴールではなく、スタートライン。時間が掛かる、掛からないに関わらず、結婚して末永く一緒に過ごせるお相手をきちんと見極めましょう。